『I Am Malala』

6/28/2021

 3年ほど前から、地元のアメリカ人の友達が、International の女性たち向けに、英語の練習としてBook Club を率いていて、私もそれに参加しています。

これまで読んできた本は、

夫婦関係をメインとした幸せな人間関係を築くために参考になる本だったり(「The five Love Language」,「Happy wives Club)、

子供を育てていくうえで、どのようにコミュニケーションをとったら “(聞き分けの)良い子” に育つか(たいていは親の話しかけ方で聞き分けの悪い子になっている)を教えてくれる本だったり
How to Talk So Kids Will Listen)、

はたまたフィクションの、あの有名なナルニア国物語の1巻目
ライオンと魔女The Lion, the Witch and the Wardrobeー」だったり。

そして今はI Am Malala

当時の風習/慣習の先を行く「女の子にも教育を!」と声を上げていたために
より保守的で暴力的なタリバンに銃で頭を撃たれてしまったパキスタンの女の子の半自叙伝です。

幸い彼女はすぐにイギリスで治療され命をとりとめ、今もなお、若いながらに女性活動家として活躍されています。

私も事件当時のことはそれなりに記憶にあって

「頭を撃たれた?かわいそうだけど無理だろう。。」
「え?助かったの??良かったぁ。。」

などの感想を抱いたのを覚えています。

事件当時、あの地域の恐ろしい状況は知ってはいたものの、自分に身近な状況ではなかったし、またすでに私はアメリカにいて入ってくる情報も限られていたし、あっても英語なので理解しようとしなかったりで、
蚊帳の外から見ていたような状態でした。

が、今回この本を読んでいて、

まずMalalaのお父さんは私と同じ世代で、私が日本で楽しく育っていた頃、彼がどのような環境で過ごしていたか、とその差を知ったり

当時うっすらとは聞いたことがあるパキスタンの政況/歴史を詳しく知ることができたり、

長女と近い年齢のMalalaが、

ただでさえ女の子には窮屈な環境だった上に(それでも彼女はお父さんの方針でのびのびと教育を受けていた)、政治の不安定さや治安の悪さ、自爆テロの恐怖とともに子供時代を過ごしていたこと。

また、起こったことを書いているだけなのに、その場にいた者にしかわからない想像を絶する臨場感(恐怖、状況のひどさ)

に触れて

「彼女が今元気に暮らしていることを知ってるからこそ読み進められるね。」と言いながら毎回参加者たちと読み進めています。

私は読書は好きなのですが、あくまでエンターティメントの一環として読むので
心が重くなるような本は、どんなにいい本だと言われていても好まず手を出さずにいました。

この本もBook Club で読まなければ一生手に触れることのない本だったでしょう。

でも、いざ読んでみて、なるほどこの本が「素晴らしい!」「誰もが読むべき本だ!」と言われる理由が分かりました。

自分は活動家でもないしなるつもりもないし、
周囲に身の危険を感じることもなく、のんびりとぬくぬく楽しく暮らしてはいますが、

だからと言って世の中に起こっている悲しい/つらい出来事を知らずにいていい理由にはなりません。むしろ、だからこそ、せめて知っておくべきだよね。。

そんな風に感じながら読んでいます。

娘たちにも
「私たちの身近にもアフガニスタンやほかの国からの亡命者がたくさん暮らしているから、彼らがどういう思いをして亡命したか、知っておいた方がいいよ。私たちは何の苦労もなく暮らせてきたから余計にね。」

と勧めました。

このような拙い読書感想文をここまで読んでいただきありがとうございました。


注:本のリンクは日本語翻訳がある本はそちらに飛ぶようになってます。


 
英語版 日本語版

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読んでいただきありがとうございました。

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日本語が好き、英語は苦手。なのになぜかアメリカ暮らし27+4年(夫は日本人)。 娘二人も社会人になり アメリカ中西部のEmpty Nestでのんびり暮らしつつ、思うところを綴っていこうかなと思っています。

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