先日、あるグループでSewing を一緒に教えているアメリカ人のおばあちゃんの家に、今学期に扱う(教える)作品の計画を立てるために行ってきました。
最初はどの日に何を教えるかという打ち合わせでしたが
(それも途中でおしゃべりが入るので横道にずれては戻り、でしたが)
打ち合わせが終わった後もいろいろとおしゃべりが止まらず
今まで以上に本音トークができました。(なんとトータル3時間!)
(いつもは何人かのInternational の人と一緒だし、母国語でない英語で深い話はなかなかし難い。英語の問題はもちろん今回もでしたが、一対一だとお互いの理解を深めながら、ゆっくり話しを進められるので未熟な言葉でも伝わりやすい)
そしていよいよ、時計を見て
「さあ、帰らなきゃ。たくさん話したね」と言ったら彼女が
「Our paths crossed.」
とうなずきながら(真顔で私の目を見て)言ったのでした。
(私は聞きなれない言い回しが聞き取れたので
「忘れないようにしなくちゃ!」と頭の中で反芻して覚えて帰りましたw。)
「聞きなれない言い回し」=はっきりと意味を取れない
ながら、私は瞬時に「本音トークができたわね」という意味だと取りました。
でももし違う意味のイディオムだったら(困る)。。と家に帰ってからすぐに調べました。
すると。。なんか私が思っていた意味と違う。。
最初に出てきたのは物理的に
「(思いがけず)人と人が(ばったり)出会う」と出てくるし
「I hope our paths will cross again.:またご縁があるといいですね」
という例文で未来に向かって使うものが多く紹介されている。
(この言い回しはこれで素敵)
過去形で使う例は少ないし
私が取ったような「より精神的な意味でのPathを言っている例」がない?様です。
一応、物理的に会いたい場合でも、そこにはお座なりの社交辞令以上の気持ちが含まれる様なので
だったら私が取った意味合いも間違いではないんだろうなと解釈しています。
ある意味、そんな深い話
(私は「将来的に日本に帰らないであろう/帰りたいと積極的に思わなくなった理由」なんかを話しました。もしかすると英語で誰かに話したのは初めてかも?)
をするつもりがなかったのにひょっこりそんな流れになったことが
ばったり出会うというニュアンスを含む ”Our paths cross” という表現になったのかもしれません。
私もアメリカ在住25年以上(約29年)になって漸く
英会話力が増して(Very thanks to BookClub!!)アメリカ人の友達とのおしゃべりが楽しめるようになって、こんな風に新しい言い回しに触れられるようになりました。
アメリカ在住ながら英語アレルギー(嫌悪感すら抱いていた)だった頃(ほんの10年前)を思い返すと
感慨深い今日この頃です。
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